社員
インタビュー

出身や年代、
経歴などが異なる現社員たちに
インタビューしました

技術開発部

技術開発部 宮下将一

技術開発部 部長宮下 将一

入社年月
平成18年11月 中途採用
主な仕事内容
製品開発、生産技術、品質管理
出身
長野県北佐久郡
趣味
映画鑑賞

転職のきっかけは?

長野県出身ですが、関東にある理系の大学を卒業して、そのまま建材会社の営業職を勤めていました。

ですが、「いつか技術開発の仕事に就きたい!」と考えている時に、地元で技術開発職の募集があることを知りました。
親の希望があったわけではありませんが、自分の地元で就きたい技術職に就けるならと思い、Uターン転職を行いました。

今までにシナノで行なった仕事

シナノ入社後はCADを使って業務遂行しています。

転職して2年間は、スキーのポール開発を担当していました。
シナノはトレッキングや医療分野の杖は業界全体では後発にあたりますが、スキーポールは老舗。
技術ノウハウをしっかりと学べました。

その後の10年は強化プラスチックの開発を行う部門に在籍しておりました。
この部門では技術職と営業職を兼任。
強化プラスチックの開発を行なって“アイデアを形にする仕事”をしながら、“お客様に自分が開発した技術、商品はどうすれば届くのか?”という二方向からのアプローチが必要でしたので、とても勉強になりました。

今年の1月よりポール担当の技術開発に責任者の立場として異動しました。

仕事のやりがいを感じる時

ポールの設計を行いますが、“使い勝手、軽さ”と“強度特性”のバランスを考慮してより良い技術革新を行なっていくのは、とてもやりがいがあります。

社員ひとりひとりが人生でこうなりたいという目標は当然違いますが、その個々が集まって「シナノで頑張ろう」という高いモチベーションを持って日々業務に邁進していることを感じます。

特に「展示会」に向けては団結力を感じます。
私自身は「モノ、杖に仕上げるまで」を社内外と調整をして、開発。
そのあとは営業にバトンタッチ。そして、展示会当日は、現場応援として参加。

皆で「展示会」という目標に向けて段取り準備をして、お客様から喜びの声を直接聞けるのは、本当に団結力を感じられますし、頑張ってよかったなと思えますよ。

これからシナノで取り組みたいこと

強化プラスチック部門の担当の時ではエンドユーザーの声を聞くことはできませんでしたが、今年からポール部門の技術担当に戻り、技術部門であっても直接様々な方の意見を聞く機会があります。

モニターさん、山岳ガイドさん、病院関係の方々。
さまざまなお客様の声を「カタチ」にするのが私の仕事です。

また、シナノは「やりたい!」と思ったことはどんどん挑戦させてくれる環境が用意されています。
海外出張で他国の技術視察もできます。
今までの100年のノウハウを大切にしながら、誰からも喜んでいただける技術開発を行ないたいと思います。

技術開発部 小松北斗

技術開発部 課長小松 北斗

入社年月
平成26年4月 中途採用
主な仕事内容
・スキーポール開発/スキー選手用具担当
・オリジナルポールプロジェクト(My Pole Lab)担当
出身
長野県佐久市
趣味
スキー、スノーボード、キャンプ、釣り、車、バイク、自転車、カメラ、コーヒー焙煎

転職のきっかけは?

前職では設計業務を行なっておりましたが、「もっと家族との時間をもちたいな」とワークライフバランスを考えるようになりました。
そんな時に、仲間のスキーヤーがシナノのスキーポールを愛用しているのを見て、調べたらたまたま近くに会社があることを知りました。

その時偶然にも、設計の求人を目にしたのです。
【好きなウィンタースポーツに関われて、通勤圏内で、前職の経験を活かせる!】即、転職を決意いたしました。

今の業務内容は?

スキーポールのグリップを設計しています。

前職で得た素材の知識やCADの実務経験を活かして、新規案件を任されることが多いです。
入社2年目には、インクジェットプリンターを使った手法での開発に携わることができました。

現在は、マイポールラボ(デザインシミュレーターを使って、お好きな「写真」「イラスト」や、60種類もの「テンプレート」からオリジナル商品を自分でデザインできます!!)のリーダーを担っています。

スキーポールって、シャフトには長年のノウハウがあるので、設計の工夫や改良は比較的グリップの方にあります。
スキーポールは部品が少ないのですが、部品の組み合わせの妙のようなところの設計が、とても奥深いですよ。

転職後の感想は?

社長と同じフロアで一緒に仕事をしていますから、社長との距離が近い。近すぎです!

ですから、直談判で、作りたいもの、形にしたいものの了承を取りに行きやすく、風通しの良い環境です。
プレッシャーもありますが、自由に自分のアイディアを形にさせてもらっています。

シナノだからできたこと

あたりまえのことなのですが、新しい商品が一つ完成することです。

開発は何もないところからがスタート。
そこから始まって、外部の金型屋さんからデザインチーム、製造部などと調整しながら作った商品を、営業部がお客様の手に届けてくれる。

従業員は特技があるけど苦手なこともある人の集まりですから、それぞれの特技を活かして、わかりあえるようよく話しています。
小さな会社ですが、それだけに誰がどのように関わってくれて、どうやって売ってきてくれた…という流れが目で追えますので、毎日充実していますよ。

シナノ技術開発部 加野 貴慎

技術開発部加野 貴慎

入社年月
平成31年4月 新卒採用
主な仕事内容
商品開発
出身
長野県北佐久郡軽井沢町
趣味
スキー、車、バイク、カメラ、模型、アニメ鑑賞

入社したきっかけは?

モノづくりがしたくて入社しました。昔からモノをつくることが好きで、模型作りが趣味であったり、中学ではロボコンに出場したこともあります。

そんな私ですが数学と物理が本当に苦手で、大学では文系の地理学を専攻しました。いざ就活でモノづくり企業の技術職を探してみると、条件はどこも理系卒ばかりで…。

諦めていた時に出会ったのがシナノでした。

いまの仕事内容は?

1年目の製造部門研修を終えて、今年から技術開発部に配属となりました。 徐々にあたらしい製品の開発に携わっていますが、先輩方のサポートを受けながら、一つ一つクリアしていくように仕事をしています。

入社後に成長したと感じることは?

正直、成長していることばかりです(笑) 技術的なことでいうと2D・3D-CADをイチから覚えたり、試験機の操作を覚えたり。社会人の基礎についても先輩からたくさん教えてもらいました。

私はもともと他人への興味が薄く、入社してからは「そこそこ頑張っている」という自己満足で仕事をしていました。けれど、慣れない仕事に時間がかかり報告が遅れがちになっていたとき、先輩から報告の大切さや、自分が周りからどう見られるかを指摘してもらいました。それ以降、仕事に取り組む姿勢や考え方が変わったと思います。

今後チャレンジしたいことは?

自分だけの強みを見つけたいです。今は手先が器用くらいなので(笑)現在、電気工事士2種の取得に向けて勉強しています。会社には電気系の資格を持っている人が少ないので、資格を強みにしたいと思っています。

就活生に向けてのメッセージ

シナノは社長や社員がとても近い会社です。相談のしやすさをはじめ、新人を大事に育ててくれていると感じています。私はいままで「できないこと」で怒られたことがないので、技術面で心配することはないと思います!
シナノ技術開発部 大坪 峻兵

技術開発部大坪 峻兵

入社年月
令和5年4月 新卒採用
主な仕事内容
製品開発、生産設備開発等
出身
岩手県盛岡市
趣味
旅行、ドライブ、カメラ、レトロ雑貨集め

入社したきっかけは?

インターンシップに参加して、楽しく仕事出来そうかも!と思ったのがきっかけです。

大学生の頃に登山を始めていて、就職先はアウトドア系の製品開発がしてみたいと思っていました。就活当時は、アウトドア系の開発職を新卒で募集しているところが少なくて、中途がメインでした。そんな中、シナノは学科も専攻も不問だったので、興味のある登山に関われて、開発にも携われるかもしれない、ということで、シナノいいなぁと思っていました。ただ、大々的には新卒採用をやっていなさそうで、どうしようかな~と思っていたんですけど、もう自分から直接会社に問い合わせて、新卒採用の実施の確認とインターン開催のお願いをしちゃいました。

自分としては、オンライン説明会だけで会社を判断するのは、“ギャップが生まれてしまうかもしれない”と思っていたので、インターンシップを通じて、判断したいと思っていました。あの時、本当にインターンを開催してくれたのはありがたかったです。(大坪君からのリクエストで開催)

インターンでは、キャンプで使うフックの作成をさせてもらって(紙に図面をかいて、加野さんが3Dモデルに起こして、翌日には3Dプリンターで出来上がっている…!!)それが楽しかったです。楽しくないことは気が進まない性格なので、こんな感じの仕事なら楽しく出来そうかも!と思いました。

入社前後でギャップはあった?

そんなにないですね。やっぱりインターンを経験して、自分で“楽しい”と感じたことをできているので、今も楽しいです。

あ、でも、「製品開発するぞ!新しい商品作るぞ!」と思って入社したんですけど、小さな会社なので、「製品開発」だけでなくて「生産設備の開発」もあって、そこがちょっと予想外でした。でも、やってみたら面白くて、開発ってこんなこともできるのかと視野が広がりました。

上司、同僚から受けたアドバイスの中で今も実践しているものはありますか?

アドバイスではないかもしれませんが、上司に相談行く時に、タイミングを見計らっていたら、「いつでも忙しいから、いつでも相談して!」と言われたのが、気持ち的にだいぶ楽になりました。

分からないことや悩みを相談したいけど、自分の何十倍も忙しいはずだし、仕事の邪魔じゃないかな?とんちんかんなこと聞いてないかな?と気にしてしまって、いつ質問しようかタイミングを気にしていたので、ありがたかったです。

今はむしろ気にした方がいいかもしれないくらいです(笑) 細かく聞いて、方向性やヒントをいただいています!

今後チャレンジしたいことは?

電気工事士と空圧技能士の資格を取りたいと思っています!

今、シナノにこの資格をもっている人がいないので取りたいですし、生産設備の開発が意外と楽しくなってきちゃったので、この資格を取って、出来ることを広げていきたいです。

あと、プライベートでたくさん山に登りたいです!実は、トレッキングポールを使うようになったのが、入社してからなので、まだ使用歴は短いんです。実際に自分で使ってみたほうが、製品開発にも繋げられると思うので、ポール持って色々な山に行きたいですね。

就活生に向けてのメッセージ

僕は割と、“働く場所・お金・福利厚生”よりも“やりたいこと重視”で仕事を選んだので、今楽しく仕事できています。

出身の岩手県も好きなので、就職活動はしていましたが、就職を機に岩手を出るのもいいかな~とも思っていたので、インターンに来た時の直感でシナノに来たのはよかったなと思っています。

就職活動は色々悩むことがあると思いますが、自分がいいなと思った直感を信じることも大事だと思います。頑張ってください

営業部

営業部 水間孝之

営業部 部長水間 孝之

入社年月
昭和58年3月 新卒採用
主な仕事内容
営業一筋
出身
長野県佐久市
趣味
野菜作り

今までの仕事は?

シナノに入社してからはずっと営業職を勤めています。バブルの時期から現在まで。

もう部長職ですので、現在は率先してガンガンと営業に向かうよりも部下の育成に勤しんでいます。

9月からの展示会や新商品発表がお客様に商品をアピールできる一大チャンスです。
ですから、その時は部下に任せ切らずに自分から意見や提案を言うこともありますよ。

部下育成で気にかけている事

直接、お客様と営業が接点を持てるのがシナノならでは。

新緑から初夏までのウォーキングにおすすめな5〜7月は週末にイベントを行います。
働き盛りは、子育て盛り。会社も大切ですが、家族も大切にしてほしい。
そう思いますから、子育て真っ最中の部下が多いので、自分は予定をきっちり決めず、いつでもウォーキングイベントに参加できるようにしています。

参加して来た部下へはお客様とのコミュニケーション方法、ご意見ご要望が聞き出せているか、OJTの場としてきっちり指導を行なっています。

将来は?

今58才。定年まで、というより65才ギリギリまでは勤めていたいなって思っていますよ。
その後は奥さんと小規模で良いから農業したいなって思います(笑)。

私が営業職を勤め上げられたのも、仕事に集中して専念できる環境を作ってくれた奥さんのお陰ですから。

そのためにも、若手を育てて、自分の営業ノウハウを部下に伝えていく事の大切さを感じます。

早く後進育成を行い、自分がいなくてもシナノの営業が安泰である状況にして、奥さん孝行しなくては!と思っています。

メッセージ

もっと後進が増えてほしいと思うのは、若い世代が増える=会社が活気付くとからだと思います。
シナノは年齢に関係なく、挑戦したい気持ちや熱意があれば、何でも挑むことが出来ます。

ぜひ、私たちと一緒にシナノを盛り上げていきましょう。

シナノ営業部課長 山浦正行

営業部 課長山浦 正行

入社年月
平成22年10月 中途採用
主な仕事内容
ルートセールス
出身
長野県小諸市
趣味
子供と遊ぶ、庭いじり

転職のきっかけは?

都内でSEとして働いた後、軽井沢や佐久をメインとする広告代理店で営業を行なっていました。

広告業界での仕事は楽しかったのですが、子供が産まれた時に、「もっと一緒にいたい、子供の成長を見たい、家族を大切にしたい」という思いから転職を決意しました。

今までのキャリアをどのように活かせていますか?

以前は新規開拓営業を行なっており、広告宣伝や販売促進についてはノウハウを持っていましたので、常にマーケットに対して意識を高く持っています。

シナノでは長年の先輩が作った営業先ルートがしっかりあるので、同等の売り上げはしっかり確保。
その上でどのように売り上げをアップさせるかは、自身が前職で身につけたマーケテイング動向の観察力が活かせています。

営業の面白さは?

営業ですが、商品開発を進める立場でもあるので、マーケティング感覚を磨いて、より多くの方に使っていただける商品を作ろうと、日々考えています。

展示会や商談でお客様の声を聞いて、それをアイデア化、発案させて商品がヒットした時は、仕事の面白さを感じます。

シナノが誇れるところ

実は、国内の自社工場でポール生産を行なってSG認定を受けているのは、シナノともう1社程度です。
また、小ロット多品種でフットワーク軽く商品が作れます。

営業先でのお客様からの直接の声、自治体で実施されるポールウォーク講習会での参加者の方の声など。
100年続く技術ノウハウに、ウォーキング用のポールなどの現代の需要を盛り込んだ製品開発、企画力を持っています。

社風も、やる気があればなんでも挑戦させてもらえる環境、営業もどんどん行ってこい!と送り出していただけます(笑)。
個々の能力を活かせる、挑戦を受け入れてくれるシナノで一緒に働きませんか。

シナノ営業部 濱村 将

営業部濱村 将

入社年月
平成29年4月 新卒採用
主な仕事内容
新規顧客開拓や客先訪問等の営業業務、トレッキングポールの商品企画等。
出身
長野県上田市
趣味
野球

入社したきっかけは?

おもしろそう!がきっかけです。地元長野での就職を考えていましたが、大学時代に社会福祉士の資格をとったりと福祉に興味があったこと、昔から野球をしていてスポーツに関心があったことでシナノは自分の希望に当てはまっていました。

いまの仕事内容は?

営業としてトレッキングポールを担当しています。しかし実際の業務では新規開拓という特命を受けており、「新しいお客様にシナノを知ってもらい取引を広げる」という仕事をしています!時節柄出張は難しいですが、出張の時は1日に4~5件訪問しています。

やりがいを感じることは?

お客様に喜んでいただくことが私のやりがいです。また、日々の営業活動を通して色々な人に出会うことでコミュニケーション力などの成長を感じられることもやりがいになっています。

自分のミッションは、お客様の声をより良いモノづくりに生かしていくことだと思います。そのために、営業活動ではお客様の話をたくさん聞くことに尽力しています。お客様からすると私の存在はメーカーの窓口担当なのですが、担当として私の名前を覚えてくださっている方がいて。そういうときに、とても嬉しく思います!

今後チャレンジしたいことは?

今までにない新しいこと、新規開拓もそうですが、商品企画などもチャレンジしたいと思っています。そのためにもお客様の声をもっと社内に発信していこうと思っています。営業のスキルももっと身につけたいです。あとは、一人の営業という視点ではなく、もっと全体を俯瞰して見れるような視野の広さも身につけたいと思っています。

就活生に向けてのメッセージ

シナノはチャレンジができる会社です。熱意を持って新しい風を吹かせたい方、ぜひ一緒に頑張りましょう!
シナノ営業部 中村留奈

営業部中村 留奈

入社年月
令和4年 新卒採用
主な仕事内容
シナノ商品の営業活動・SNS投稿
出身
長野県東筑摩郡
趣味
異国料理を作ること、世界のよくわからない調味料を集めること、ドラマ・映画・アニメ・漫画鑑賞、プチ旅行すること

入社したきっかけは?

就職活動は一番に“中国語を活かしたい”ということ、次に長野県で働けることを希望して企業を探していました。 また、中国へ留学していた際に日本製品の信頼度の高さを感じたことから、メーカーを志望していました。

そんな中でシナノを知り、若さや経験年数に縛られず自分のやりたい仕事に挑戦できる社風に惹かれ入社を決めました。

いまの仕事内容は?

製造研修が終了してからは展示会のアテンドをはじめ、電話でのアポイント取得、修理対応の受付など営業部の基本業務を学んでいます。 ほかにも商品や会社紹介の動画を作成して、InstagramやFacebookなどのSNSに投稿することも任されています。

動画作成は社内のデザイナーをはじめ、ほかの社員の協力を得ながらつくっていてとても楽しいですし、将来的には作成した動画を中国語で翻訳して海外向け広報にも活用したいと考えてワクワクしています。

今後はさらに、中国・台湾の工場とのやりとりなど中国語を役立てられる場面で活躍の場を広げられたらと考えています。

就活生に向けてのメッセージ

シナノの社員は新卒だけでなく異業種からの転職者も多いため、会社や地域の文化が様々に混ざり合っています。 多種多様な経験をしている先輩社員が多い中では、日々のちょっとした会話がとても勉強になることが多いです。

視野を狭めず、いろんな価値観を知って働きたい方にはおすすめの職場です!

製造部

製造部 松田

製造部 課長松田 博一

入社年月
平成22年5月 中途採用
主な仕事内容
前工程全体の管理・シャフトの塗装
出身
大阪府豊中市
趣味
子供と一緒にYouTube鑑賞

長野県を選んだ理由は?

大阪出身なのですが、結婚を機に、この先の過ごし方を考えて、奥さんの実家の方で働くことを決めました。

自然豊かな長野県にあこがれもありましたが、来てみたらとにかく「飯が上手い!!」 新鮮な食べ物が多く、これまであまり好きではなかった野菜が食べられるようになりました!好きな野菜はブロッコリー・玉ねぎです。本当に大阪時代では考えられない変化です(笑)

シナノが誇れるところは?

世の中的には“人を減らすモノづくり”が主流だと思いますが、シナノの場合は、“人の手で一本一本つくり、多品種つくれる柔軟さ”があります。そこがシナノの誇れることだと思います。

自動化では得られない、手作業だからこそ追求できる品質や生産性がありますし、自分の技能や考え方・自主性をしっかりとモノづくりに繋げていけることができます。

追求に終わりはないですが、そこもやりがいだと感じます。

これからシナノで取り組みたいこと?

世代交代を見据えた、後輩育成です。
社会人生活ももうすぐ20年になるので、一般的には折り返し地点となります。

新卒の子たちが入ってきて、頑張っている姿を見ていると、良い刺激をもらう一方で、この子たちが主軸になれるような人財育成にも力をいれたい、という想いも生まれます。

もちろん自分も働き盛りですが、目先よりも5年10年先の製造部を考えながら、若い人たちを育てていきたいですね。

就活生に向けてのメッセージ

もし、やりたいことがない場合、それを引け目に思わなくて良いと思います。就職してみて、自分探しをしてみるのも一つの手段ではないでしょうか。

自分の場合、前職(製造業)で生産管理、人員管理をしていたので、製造部はもちろん、その他の部もよく見ていました。
いろいろな仕事があると知ったうえで、“モノづくり”に興味が湧いて、「自分でモノを作りたい」「モノづくりに一番近い場所で働きたい」という気持ちに気がつきました。

なので、まずは何事も自分の目で見て、感じて、そこからやりたい、作りたいを見出してみて欲しいです。まずは一歩踏み出すことが大事だと、自分の過去の経験から思います。
製造部 小牧

製造部小牧 直弥

入社年月
平成25年 中途採用
主な仕事内容
マシンオペレーター(素管・NC旋盤メイン)
出身
長野県佐久市
趣味
ゴルフ、ドライブ

転職のきっかけは?

出身は長野県なので、そのまま長野県内の自動車業界で働いていましたが、リーマン・ショックの影響を受け、転職活動をはじめました。

世界的な経済不況でしたから、再就職先を見つけるのはかなり大変でした。そんな時、縁があったのがシナノです。

最も仕事のやりがいを感じる時は?

自分がやりたいことを提案して、それが実現できた時ですね。

シナノは社長との距離が近い。

だから「自分がやりたいこと」や「こうしたらもっとよくなるんじゃないか?」ということも、直接、社長に提案することができる。その提案に道筋が通っていれば、なんでもやらせてくれる会社なので、自分で新しい道を開拓することができます。

今、メインで使用している運送会社は、出荷工程へ異動した頃に、社長に提案して採用された会社です。「これまでの固定概念を変えて、より良くできる」そう思って提案したので、採用になった時は嬉しかったです。その上、改善の効果金額で表彰もされました!そういう所が、“良いことは取り入れていきたい自分の性格”とマッチしていると思います。

シナノが誇れるところは?

やっぱり社長が成長を止めないで挑戦させてくれるところじゃないでしょうか。
押さえつけられてやる仕事はすごく難しいと思います。もちろん、なんでもかんでもやって良いという訳ではないですが、ルール内でできることがすごく多い。 社長が話を聞いてくれて、寛容で、ありがたいなと思います!

今は、新しく導入されたNC旋盤(金属加工の機械)の関係で、新しく提案できそうなことがあるので、準備をして社長へ提案しようと思っています!

新卒や部下へどのようなフォローをしていますか?

ちょっとしたことでもコミュニケーションをとるようにしていたり、悩みがある様子だったら適度に相談に乗るように意識しています。

自分としては、仕事は楽しくやってもらいたいと思っています。厳しくするのも一つですが、まず“楽しい”があるから“頑張ろう”と思える。だから、ルールはあるけど、その中でどう楽しめるか、そういうのを伝えていきたいです。

上司にはちょっと相談しにくいことも話せるような人物でいたいですね!

就活生に向けてのメッセージ

色々なことにチャレンジしたい人はシナノへカモン!!
もし入社されたら、一緒に楽しくお仕事しましょう!!
製造部 森泉

製造部森泉 麻鈴

入社年月
令和2年4月 新卒採用
主な仕事内容
杖の組み立て工程、在庫管理、修理対応等
出身
長野県佐久市
趣味
車いじり、ドライブ

入社したきっかけは?

地元の会社で、通勤しやすい会社を探していました。

そんな中で、高校が主催している会社説明会に参加し、複数の会社を見た中で“シナノの工場や社内の雰囲気が一番いいなぁ、ここなら働いてもいいかも”と思ったのが最初のきっかけです。

調べてみると本社も工場も佐久市にあって、商品(特に杖)にも興味が湧き、応募を決めました!

いまの仕事内容は?

杖の組立工程、在庫管理、修理対応等、色々やらせてもらっています!

2024年の4月で入社5年目になりますが、これまでCSP(塗装工程)、ウォーキングポールの組立工程と経験してきました。

シナノは会社の歴史も長いので、ベテラン社員も各工程にいらっしゃって、今の杖の組立工程でも、ベテラン社員と一緒に協力して生産しています。

なので、やっぱり教えてもらうことが多いのですが、自分が持っている新しい目・感覚も大事にしていて、やり方や整理整頓など、改善できそうなことは相談して、変えたりしています。

入社後に成長したと感じることは?

報告・連絡・相談の力がついたと思います。

元々、私は人と話すことが好きなので、「報・連・相」に対して、特に苦手意識はなかったのですが、最初は何を報告すれば良いか全然分かりませんでした。

でも、そこも含めて相談して、だんだんと報・連・相ができるようになってきたと思います。

あと、会社では、学生時代とは違って、年齢層がバラバラなので、ギャップを感じる機会がありましたし、人や年代によって“話し方”も“受け取り方”も全然違うんだっていうことを社会人になって実感しました。それを受けて、自分も聞き方・話し方が変わったと思うので、コニュニケーション力もついたと思います。

今後の目標は?

生産工程の全部を任してもらえるようになりたいです!

私の場合は、だいたい2年くらいで工程を移動しているのですが、まだ経験のない出荷・成形・前工程にも今後入れるよう、まずは今の杖の組立工程でしっかり経験を積んで、ステップアップしていきたいです。

後輩も入ってきていて、後輩指導も少しずつ行っているので、これからも自分の仕事に責任を持って取り組んでいこうと思います。

就活生に向けてのメッセージ

シナノは自分のやりたいことができる会社だと思います。

「こんな風にしたいな、こう変えてみるのはどうかな?」と悩んだ時も、自分の中で留めておかず、まずは聞いてみよう!と、小さなことでも意見を言える環境、また、それを聞いてくれる人たちがいっぱいいます。

年の差が大きいこともありますが、社員同士の仲がよくて、働きやすいなと思いますし、楽しいです。

就活の時は、自分が気になる条件があるかと思いますが、色々な会社を見て、たくさん悩んで、就職活動頑張ってください!
応援しています。
製造部 碓氷

製造部碓氷 龍輝

入社年月
令和5年4月 新卒採用
主な仕事内容
CSPで印刷工程
出身
長野県佐久市
趣味
動画編集、動画鑑賞、筋トレ

入社したきっかけは?

元々、働くなら地元の企業がいいなと思っていて、どんな会社がいいかな?と考えた時に、自分はみんなでワイワイも好きなんですけど、ひとつのことに集中してモノを作るのも好きなので、製造業にしよう!と決めました。

そんな時に、佐久市が主催の企業説明会に参加して、初めてシナノの話を聞いて、「100年続いている会社なら安心だ!しかも製造業だ!」と思ったのが最初のきっかけです。

入社前後でギャップはあった?

正直すごくありました。

入社前に工場見学をした時に、製品を組み立てる工程がすごく印象的で、自分も入社したら組立工程に配属されるのかな~とイメージを膨らませていたところ、実際に配属されたのが、組立工程の前段階であるCSP(印刷工程)だったからです。

実は、配属が決まる前の各工程の研修で、CSP(印刷工程)の繊細さと難しさに、少し苦手意識を感じていました。なので、余計に新入社員の自分に出来るのかな…と不安な気持ちがあって、すごく心配でした。

実際、想像以上に苦戦して、うまく出来なくて悔しかったのを今でも覚えています。

でも「負けたくない、やったるわ!!」という気持ちで続けて、上司からフォローをしていただいたり、仲の良い社員とごはんに行って相談に乗ってもらったりして、無事乗り越えられました。
今では全品種の印刷を任せてもらっていて、自分で出来ることも増えてきたので、すごく嬉しいです!

上司、同僚から受けたアドバイスの中で今も実践しているものはありますか?

あります!

直属の上司からいただいたのですが、「“オン・オフ”をしっかりつけて、いつも全力100%で力を入れ続けるのではなく、メリハリをつけて良い加減で。」というアドバイスです。

入社当初は、わからないことが多かったのですが、何事にも全力投入で取り組んでいました。でも、やっぱり慣れないことが毎日続いていたので、疲れも感じていて、そんな時に声をかけていただきました。

最近では、力を入れるところ・抜くところも分かってきて、自分が何をすればテンションが上がって、リラックスできるのかもわかってきたので、スイッチを切り替えるようにしています。

今後チャレンジしたいことは?

いつになるかわかりませんが、いずれは前工程を全て経験し、制覇したいです!

そのためには、まずはCSPをマスターして「CSP王に俺はなる!!」と宣言します!(笑)

さらにゆくゆくは「前工程王」にもなれたらいいですねっ!

・・・やることは多いので、出来る限りのことをやって、自分でできることの幅をもっと増やしていけるよう日々頑張ります!

就活生に向けてのメッセージ

就活では、企業の下調べと自分はコレをやりたいんだ!という気持ちが大事だと思います。

今、やりたいことがわからない方という方も、悩みながら色々試してやってみるという過程が大事で、後々にその経験は活きてくると思います。

また、自分としては、“失敗しても前に進む努力はやめない”“立ち止まっても後戻りすることはしない” ことも大切だと思うので、夢ややりたいことを追求して、一直線でなくとも、夢にたどり着くために必要なことは挑戦してみるべきだと思っています。

色々と悩んで大変かと思いますが、頑張ってください!!