ご無沙汰してます、ワンダーフォーゲル竹内です。
バックカントリーをテレマークスキーで滑りたいと渇望し、テレマーク修行に通った思い出の栂池高原は、スキー場リフトトップからハイクすると白馬乗鞍岳などに続くバックカントリーエリアとなります。
その雄大な雪景色は、歩かなければ見ることができません。
バックカントリーの楽しみっていろいろありますが、歩かななければ行けない山の中を滑る喜び、これに限るのではないでしょうか。
その楽しみ方を知るために企画した「シナノワンダーフォーゲル」。
さまざまなハードルや葛藤を乗り越え参加表明いただいた皆さまの為にも、
コロナ禍まん延防止措置延長の中、ガイドラインを遵守して開催させていただきました!
22年3月5日(土)【初心者講習】栂池高原田圃平付近→
栂池高原スキー場サイドカントリーエリア
バックカントリー用スキーを初めて履くかたもいらっしゃる
「初心者講習」が本日のメニュー。
ひとりでは行きづらいバックカントリースキーの世界へ飛び出していただきたいのが目的の講習会でしたが、前日からの予報はなんと悪天予報。
どれだけ〜、本講習会へのハードルをあげるのでしょうか。。。
とはいえ、計画通り当日早朝に天気予報と現地での観天望気をあわせ、関係者協議のうえ、催行決定判断しました!
まだ降雪はなく空模様は曇空ですが、なんと強風が吹き荒れる始末。
これで焦ってはいけません。風速1mに対し、体感温度は-1℃下がります。
当初のメニュー通り、準備体操からBC用具の基本的な使用方法。
スキーシールの貼り方・剥がし方のコツ。
シール歩行時のポール有効活用。
斜面でのシール滑走。
シールでのトラバース・直登のコツ。
みっちりと安倍ガイドより技術伝授いただきました。
理論で説明し、ほぼマンツーマン体制の今回の講習で
そのまま「体験」していただけるのが本企画の強み。
本企画メソッドでは、技術の習得スピードが違います!
さて、実践と体験も兼ねてBCエリアに出る為に、
ゴンドラ 乗るぞー!となりますが、
なんとやはり、強風でゴンドラ が止まってしまっています。
せっかく作成した登山届が無駄になってしまいました。
でもね、こんな時はね、やっぱりね、
山に入っちゃいけないですよ。。。
自然には勝てません!
強風でリフトも一時見合わせだったりする想定外の強風なので、
樹林帯に入り一気に講習会モードへと切り替わります。
雪崩ビーコンの基本的な使い方。
雪崩ビーコンサーチ 埋没者捜索。
プローブ(ゾンデ)の基本的な使用方法。
ショベルの使い方、掘り出し方の紹介。
雪崩捜索グループシュミレーション。
いざという時のために、ポールを使用したツェルト設営。
仲間を助けるためと自分が助かるために、そして何よりもバックカントリーで楽しむために、
みっちりと広く浅く基礎講習させていただきました。
次回はビシバシとバックカントリーにご一緒しましょう!
さまざまなハードルを越えた皆さま、ありがとうございました。
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