スキーハーフパイプ – 2014年ソチ・オリンピックから正式種目として承認され、ますます目が離せなくなったフリースキーシーン。
今回この特設ページでは、今年3月シエラネバダ(スペイン)にて行われたFISフリースタイルスキーW杯にて、『バーガー』と共に参戦し27位を記録したプロスキーヤー曽根原功氏に緊急インタビューを行った。
目次
曽根原功、29歳、出身は長野県戸隠。
フリースキーヤーです。
戸隠で生まれ育ったこともあり、蕎麦職人をしながら、フリースキーの活動をしています。
現在、特に力を入れているのはスキーハーフパイプで、2014年ソチオリンピックを目指し、FISワールドカップ参戦しています。
初めて見た時は、まずフィンガーホルダーに目がいきました。
グリップ部分にホルダーがついていて、ポールが持ちやすそうで、空中でもしっかりグラブを掴めそうだなという印象があります。
あとはデザインもいい感じだと思いました。
実際に使用してみて、初めて見た時の印象と全く同じで、フィンガーホルダーのおかげでポールのグリップに手が吸い付くように固定され、空中でもグラブが掴みやすく、すごく使いやすかったです。
構造自体も、ホールドしている部分にある程度の力が加わると緩むように設計されているので、転倒したときはしっかり手から離れてくれて安全だなと感じました。僕らフリースキーヤーがよくなるスキーヤーズサム(転倒時に手の親指を捻挫すること)になりにくいんじゃないですかね。
さらに、丈夫!!
他のフリースキー用のポールと比べたら断然折れにくい。フリースキー中は、少しの衝撃でポールを折ることがよくあり、僕もポールを何本も変えてきました。なのでこの強度は嬉しいですね。
この価格でこの機能と強度、デザインは他にないと思います。
目標は、2014年ソチオリンピックです。今はここだけに照準を絞ってトレーニングしています。
日本では、やはりオリンピックが注目されますし、ソチからフリースキーの中のスキーハーフパイプとスロープスタイルが新種目として加わったので、オリンピックに出場し、フリースキーを日本でも広めたいですね。
僕が生まれ育った長野県戸隠は、スキーの歴史も古いし、スキー文化も地域に根付いているのですが、まだスキーでのオリンピック選手が出ていないので、是が非でも出場して、戸隠のスキー文化を盛り上げて行きたいです。
出場後は、スキーで子供たちの成長の場をつくることが目標です。
今、僕がスキーの活動を続けていられるのは、地元戸隠をはじめ応援してくれる方々や、支えてくれている家族、サポートしてくれているスキーブランドのおかげだと思っています。
本当に感謝です。
これからも自分のスタイルでスキーに向き合いながら、フリースキーの活動をして行き、オリンピックに出場します!!
応援が本当に力になります。ぜひこれからも応援宜しくお願いします。
★このインタビューは2014年に行われたものです。