これだけスキーで人が集まるのかと感動しました。
根本風花(ねもとふうか)
●1994 年4 月27 日生まれ
東京都出身 2019 年56 回全日本スキー技術選手権大会では決勝11 位となる期待の新人。
幼少から早稲田大学スキー部時代まではアルペンスキー競技に熱中していたが、大学卒業とともに基礎スキー競技に転向して、日々トレーニングに励んでいる。
Q1:ストックの長さの設定
(根本選手・身長154cm)
不整地95cm
小回り105cm
大回り110cm
Q2:グリップの握り方は?
中指、薬指、小指の方を強くにぎるようにしています。
不整地では親指をグリップのトップに持っていくように握ってます。
Q3:ストックに求めること
ノーストックで滑ると、アンバランスになってしまうようにストックは滑る際にバランスを取るためにもとても重要です。
そんなストックに私は握りやすさ、ストック自体のバランスの良さが欲しいと思います。
また、デザイン性も気分をあげるのにも大事だと思います。
その点で、国産のシナノは長野県の工場で一つ一つ手作業されていたり、日本だからこその品質があると思います。
ですから、シナノのストックは、とても使いやすく信頼でき、技術選に挑めています。
Q4:根本選手のストックワークは?
バランスをとるために意識しているストックワークとしては、レース時代のポールを倒すストックワークにならないように、常に視界の中にストック保持を意識しています。切りかえのタイミングやリカバリーの際の立て直しにバランスを維持する為にも、しっかり雪面にストックをつく動作を幾度となく練習しています。コブのバーンでは、私は親指をストック上部にのせる握り方に変えますが、その時も重さをかけて雪面につくようにしています。
いま使用しているフリーFAST は、驚くほどに軽いですが、不安感はなく、事前にFASTロックを適正値に調整して使用すれば、コブなどでも縮んだ事がありません。
また細身グリップPG-47W は手に馴染むようなフィット感で、とっても握りやすいから気に入っています。
Q5:ファンへのメッセージ
技術選に参戦してとても驚いたことは、観客の皆さまがとても多いこと。
正直にいって、これだけスキーで人が集まるのかと、感動してしまいました。
ファンの皆さまの応援はスキー界を盛り上げていただけます。
ファンの皆さまには感謝の気持ちをお伝えしたいです。
私も皆さまの応援が、自分自身のモチベーションになりますので、これからも応援よろしくお願いします。
根本風花さん、インタビューへのご協力ありがとうございました。
今後ともご活躍、期待しています!