※今回のゴール:アルマイト加工で、アルミシャフトの耐摩耗性がUPする
皆さんお久しぶりです!
生まれも育ちも長野県、アウトドア大好きにいつです!
この「シナまめ」は、シナノが専門店の販売員さんからよくいただくご質問や疑問に、お答えさせていただくブログです。
シナノのちょっとした豆知識も織り交ぜていきますので、
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
シナまめVol.3となりました今回は・・・
「アルマイト加工で、アルミシャフトの耐摩耗性がUP!」
こちらのテーマでお送りいたします!
前回、アルマイト加工で行う着色は、「“染色”のため、擦っても色落ちせず、
仮に傷がついたとしても、色が染み込んでいるため、キズが目立ちにくい」というお話でしたが、、、
今回は、耐摩耗性に着目していきたいと思います!
まず、一般的にアルミニウムは空気中の酸素と結びつきやすく、自然と薄い酸化皮膜を生成することから“錆びにくい”とされています。
しかし、摩耗することで、アルミニウム表面の酸化皮膜が削れてしまい、腐食(=錆が発生)してしまうのです。
つまり、アルミニウムにとって摩耗するということは、
その材質の性能や製品の質が損なわれてしまうかもしれないということなのです。
そこで、シナノのアルミシャフトには、摩耗に対して高い耐性を持たせるために、アルマイト加工を施し、耐摩耗性をUP、腐食の可能性を軽減させているのです!!
(アルマイト工程は前回のシナまめVol.2をご覧ください)
ちなみに、製品の中で、一体どこが一番摩耗すると思いますか??
・・・・ズバリ、シャフト内面です!!
外側じゃないの!? と疑問に感じる方もいらっしゃるかと思います(かくいう私もその一人でした😅)
製品の使い方にもよりますが、
シャフト内面、特に上段シャフトの内面は、高さ調整の際に必ず擦れるのです!
(以外な箇所で見落としていました、くっ、悔しい・・・!)
ということで、シナノはより長く、安心してご使用いただくために、
スライドするシャフトの内面には、全てアルマイト加工をしています!!
耐摩耗性については以上になりますが、
なんとな~く、お分かりいただけましたでしょうか?
今回にて、アルマイト加工についてのご紹介は終了となりますが、
皆様、特長3つ、ご覧いただけましたでしょうか?
・アルミに色が入れられる
・キズがつきにくい
・耐摩耗性UP(今回)
シナまめVol.1からご覧いただき、ご不明点等ございましたらお気軽にお問い合わせください!
次回は、トレイルランナー必見!!
シナノこだわりのトレランポールついてお話させていただく予定です!
では、また次回の配信までお楽しみに~!
営業部にいつでした!