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柏木義之さんインタビュー

見てるより実際に滑った方が楽しいので!

柏木義之選手プロフィールPHOTO柏木義之(かしわぎよしゆき)
●1975 年3 月18 日生まれ、東京都出身
全日本ナショナルデモンストレーター認定8 期(2002 ~2018 年)
そして、全日本スキー技術選手権大会では優勝6回という技術選史上男子最多記録を持つトップスキーヤー選手の一人である。シナノ契約選手としては16 年間務める。

 

Q1:ストックの長さの設定

(柏木選手・身長163cm)

不整地 95cm

小回り 104cm

大回り 106cm

Q2:グリップの握り方は?

昔からですが、親指をグリップ上部に乗せる握り方です。
感覚的な話になりますが、普通に握ってしまうと、肩に力が入ってしまうので、
力を逃がしている感じの意味合いで、親指をグリップ上部に乗せる握り方をしています。

Q3:ストックに求めること

何でもスポーツはポジショニングが大事です。
スキーの場合でも、滑るポジションが違うとバランスも変わってくるので、臨機応変に対応できる伸縮ポールはとても魅
力を感じます。
例えば僕のレッスンの中で、コブに入ろうかとなった場合でも、伸縮ポールならすぐ対応出来てどんなバーン
でも1 本で済むので、練習に集中できます。
やはり、リズムを作る、バランスをとる、ポジションを作る為にもストックは絶対必要です。
単純にストックは飾り(笑)で滑りに影響なければ持たなければいいじゃん、となりますが、
スキーの場合は、ストックを持たないと必ず滑りに影響を受けます。

Q4:柏木選手のストックワークは?

いい技術で滑りたいから、正確にストックをつく事を意識しています。
スキーのレッスンというと大体足元スキー操作の講習になりますが、
僕のレッスンは、ショートターンのコブレッスンは半分以上が、ストックワークのレッスンなんですよ。

技術選のプレーヤーはストックワークにこだわりがあると思います。
そのこだわりが違うから、結果的にその人の滑りの「個性」に繋がるんです。
具体的には、突く場所・突き方・タイミングがみな違ってくる。
だからこそ、そのストックワークが「滑りの個性」になるんだと思います。
スキーの個性を引き出すのが「ストック」なんです。

Q5:お気に入りのポールって?

やはり伸縮ポールのフリーFAST がお気に入りですね。
僕にとってポジショニングは重要です。
伸縮ポールが無い時代はコースによってポールを変えていたので、
3セット持ち歩かなければいけなかったのですが、今は一本で済みます(笑)。

フリーFAST

 

 

 

 

Q6:柏木選手はプレイングコーチとしてご活躍中ですが、 指導していて感じる事があれば教えてください

現在、スクールではテクニカル・クラウン志向の方・一般スキーヤーに向けてレッスンを行っています。
日本の文化として、級だったり段という、自分の技術がどの程度のレベルにいるのかを知るという事は重要視されています。ゆえに、基礎スキーという技術研鑽するステージを志向される方を中心に、それぞれの技術レベルに応じてレッスンさせていただいています。

ジュニアの場合だと、小さいころはレーシングをやった方が良いと考えているのでアルペンスキーを薦めています。
その先のステージとして、基礎スキー分野に来た際には、技術選とはこういったところがポイントになる、
といった具合でコーチングさせていただいています。
一昨年のシーズンは、コーチの立場になると優勝させたい気持ちがあったので、要求度を高めに設定していたのですが、どうしても選手レベルにより理解度に開きが出てきてしまうので、今はそれぞれの個性を伸ばすような形と技術度でチーム分けして指導しています。

Q7:オフトレメニューを教えてください

ウェイトトレーニングの為に、ジムに6 時間いたこともありましたが、
現在は1.5 時間から1 時間ほどにしています。
しかし、ジムに行くまでの道程にランを組みあわせたり、ウェイトトレーニングも量より質を高め、20 年かけて練習メニューを見直しながら、合理化を図っています。

Q8:ファンへのメッセージ

技術選の場合、講習生=ファンといった図式なのでとても感謝しています。
普段から僕らは、エンドユーザーの講習生と日々過ごしている時間が長いです。
その時間の中で人間関係を構築しながら過ごしています。
その方たちが、応援してくれるのでファンとの距離感がとても近いです。
僕の携わっている基礎スキーというスポーツは見るスポーツではなく、トライするスポーツなので、自ら試して滑って、挑戦して欲しいです。
見てるより実際に滑った方が楽しいので!

Q9:シナノ100 年を迎えてひとこと

100 周年ポスター内の竹ポールを作っていた職人さん達は、もしかしたら、
現在のアルミ+ カーボン伸縮ポールなんて想像も出来なかった事でしょう。
ですから、100 年後の2119 年には、いま現在からは想像も出来ないような素材や素晴らしい性能、そしてスキーが楽しくなるようなデザインの心躍る素敵なスキーポールをSINANO で創っていってください。

柏木義之さん、インタビューへのご協力ありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

text by y.takeuchi    shot by h.komatsu

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