デザイン、強度、使い勝手です。特に強度については、折れないことが重要です。折れたらただの棒になりますから。使い勝手に関してはワンタッチで短くなることや、軽量でザックから落ちないというのも評価が高いです。それともうひとつ、「シナノ」という名前が好きだからです。長野県は第二のふるさとなので。
【登り】では体重をかけてポールに頼りながら。特に100マイルレースでは、脚を温存するために始めからかなりポールに頼ります。シナノは強度があるので安心です。
【下り】では基本的にザックにしまいます。ですが、膝が痛いときや急な下り坂ではポールを使います。その際は、動物の前足のようなイメージで、ポール先行で突いていきます。
【平地】ではシャフト部分を持って走ります。トレランポールは「スリップストッパー」がついているので、滑りにくいし冷たくありません。他のポールはグリップ以外はめちゃめちゃ冷たくなります。
「人間の限界はどこなのか?」をテーマにここまでやってきました。これからも色々な世界レースに参戦し限界を追求していきます。人間の潜在能力は、ワクワクすることにより引き上げられると思っています。リザルトは関係なく、自分がどこまで行けるのか、そこを知りたいです。でも一番は、走りと家庭と仕事をバランスよく行うこと。家庭と職場に見放されないようにしないと!
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