スキーポール 株式会社シナノ:トレッキングポール、スキーポール、杖ステッキ、ウォーキング ポール、トレイルポールなど総合ポールメーカー

Since 1919

日本スキー100年の中で、
進化の道を歩み続けるスキーポール。

何故、SINANOのスキーポールは約100年もの間、そして今なお日本のスキーヤーに愛され続けるのか。

それは、日本にスキーが伝来した時期とほぼ同時にポールの生産を始めたSINANOだから。そして、目まぐるしく変化してきたスキーシーンに対応し、いつの時代でもスキーヤーの声に耳を傾け、ポール作りに魂をこめてきたから。

日本のスキーヤーの体型を知り、100年のポール技術を研鑽してきたSINANOは、これからも日本のスキーヤーと共にあり続けます。

スキーシーンの変化と、SINANOポールの進化。その軌跡。

日本にスキーが伝来して以来、時代を追ってマテリアル・ゲレンデ・そしてスキーヤーの滑り
は進化してきました。SINANOは時代の変化に合わせ、ユーザーの要望に応えてきました。

1911年日本にスキーが伝えられる。

1911年(明治44年)新潟県にて、オーストリア陸軍のレルヒ少佐によってスキーが伝来。日本スキーの歴史が本格的に幕を開ける。

SINANOが本社を置く長野県には、翌年の1912年に伝わり、その後長野県全域にすぐさま広がっていった。

1919年「信濃スキー製作所」として創業。

和竹ポールの生産開始。一見、何の工夫もない一本の竹に見えるが、例えば当時(1930年代)のハイエンドのポールの仕様をみると、竹は最も乾燥した弾力性のあるものを選定し、リング(現在のバスケット)や石突きに独自の改良を加え、茶利革製ストラップを採用するなど、「より良いポールを作りたい」というこだわりを垣間見ることができる。

【世相】

30年代後半になると再び日本は戦禍にのまれていった。次第に、軍需との兼ね合いの中でポールの生産に必要な材料の値段も高騰したが、社内の資料によると販売価格を据え置くなど営業努力をしていた。

1946年和竹に加え、中国産の竹を輸入しトンキン製ポールを生産。

戦後復興が始まる中、信濃産業株式会社(後に数回社名を変え、現在の株式会社シナノになる)として会社設立。国産のみの竹ではなくトンキン製(中国産)のポールも生産するようになる。一時期では、中国産トンキン竹の国内輸入の六割をSINANOが占めていた。

1956年合竹ポールを生産。

三本並んでいるうち、下2本が合竹ポール。上の竹ポールと比較して、竹の節がないのが見て取れる。

合竹ポールとは、複数の竹を使用した竹製の集成材ポールである。これにより、ポール毎の強度のバラつきを抑えることができ、より安定したポールをスキーヤーに届けられるようになった。見た目は、竹の節がなくなり、代わりにストレートな六角形の断面を持つ。

この時すでに年間40万組のポールを出荷する体制が整っており、国内ポール生産量第一位のメーカーとして知られていた。

1956年南極地域観測隊に合竹ポールを納入。

昭和31年12月4日の新聞記事より

1956年に結成された南極地域観測隊は、同年に日本を経ち、翌年には昭和基地を開設。映画化された「タロ」と「ジロ」も同船していた。

予備観測の際から使用され、そこで高い評価を得たため本観測ではSINANO製ポールのみが採用された。観測隊には、特製のポールを100組納入。

1968年スチール及びアルミ製ポールの生産開始。

50年代後半からトレンドは、合竹からスチール、グラスファイバー(全盛期は60年代初めだという)、60年代後半にはスチールやジェラルミン(アルミ)が人気になっていった。

翌年には、スチールとジェラルミンの熱処理、表面処理を可能とした生産体制を確立。国内メーカーとして全国で初めて、ポール生産の社内体制を整えた。これにより、人気が高まった金属ポールを増産し、大幅な生産コストの削減に成功し、ユーザーが求めやすい小売価格を実現した。

1970年高級アルミ製ポールを販売開始。

当時の価格で¥8,000(今の価値で約¥32,000)。スキーの大衆化を背景に、新たなデザインと新素材でリリースされた高級モデル。石突は軽量だが高価なチタンを採用。これは世界でも例を見ない試みだった。グリップも、様々なデータをもとに日本人の手の標準サイズを割り出し、指の一本一本が確実に握れる形状(ノッチ)を採用。更に、握った手になじむよう軟質の合成樹脂を新開発した。

現在のSINANOにある革新性と普遍性が、やはりこの時代の商品にも感じられる。

1981年フリーバックルの開発。

発売当時のカタログ

現在にまで至るロングセラーのストラップシステム『フリーバックル』はこの時、誕生した。現在フリーバックルは、ストラップ「NO-大」に採用。ストレスのない位置にバックルを任意で移動できるため、ポールワークを重視するスキーヤーから、今も昔も愛され続けている。

(特許取得)

1990年『イントラ』が大ヒット。

スキー全盛期の1990年代に『Ski of the year』※No.1の座を7年連続で獲得し、スキーヤーから圧倒的な支持を得ていたINTRA(イントラ)。

INTRA(イントラ)という名前からも連想できる通り、スキースクールのインストラクター 向けに設計されたポール。派手なデザイン・ファッション性もさることながえら、ゲレンデでインストラクターのストックワークが生徒によく見えるようにと、実用的観点から考え出されたものだった。

1993年イントラで紀子様スキー。

当時26歳だった紀子様が、この年のスキー旅行で車山高原スキー場にてスキーを楽しまれた際に使用していたのが、同時期に大人気を博していたINTRA(イントラ)であった。当時の文献をみると、大学以来5年ぶりのスキーとのことだったが、ブランクを感じさせない鮮やかなポールさばきだったという。

1995年カーボン製ポールを生産開始。

初のカーボンモデル「CF-11」。限定モデルとして発売された。

SINANOで初めて採用されたカーボンは、その軽さと強靭さもさることながら、「原点は安全性(当時のSINANOが打ち出したコンセプト)」の名のもとに、カーボンにアラミド繊維(ケブラー)が巻かれた。カーボンポールの破損時に、カーボンの飛散からスキーヤーを守るという安全機能を強化した設計で、軽さ・強度・安全性の系譜は現在のハイエンド競技系ポールCK-14に受け継がれている(CKはCarbon+Kevlarの略)。

その後、他にも多様なカーボン素材が登場し、スキーシーンに合わせて素材を選択している。

2002年日本で初のサイズ伸縮ポールを発売開始。

現在のスキーシーンにかかせないサイズ伸縮ポールはこの時誕生した。しかも、ただ伸縮させるのではなく、シャフトのガタつきを抑え、1本もののポールと同等の使用感が得られるようにと、二重にシャフトを固定するW-ロックシステムが発売当初から採用された。

スキーヤーの欲求に正面から真摯に向き合って開発したことで生まれた伸縮ポールは、瞬く間にスキーヤーの心をとらえた。

2003年SINANO独自のグリップシステム『フィンガーホルダー』を開発。

多くのファンを持ち、近年のSINANOの代名詞とまでなったフィンガーホルダー。ポールワークをより高みへ誘うこの独自機構は、技術戦においても数多くの上位入賞者に愛用されている。

小指と薬指の間を抑えることで、グリップをしっかり握れ、素早いポールワークができるのが最大の特徴。

(特許取得:4091469)

2011年次世代のサイズ伸縮機構としてFast Lockを開発。

11年に開発、翌年からこの新ロックを搭載したFREE FASTシリーズを販売開始。ワンタッチでサイズ調節が可能なので、スキーシーンに合わせた滑りができるのと、至高のスウィングバランス(振りやすさ)を設計に盛り込んだことで、好評を博す。

スペシャルインタビュー 藤井守之

 

日本規格。

日本人の体型に合わせた設計。

時代とともに変化を続けるスキーシーンにおいて、SINANOもポールを
進化させてきた。しかしその中において、SINANOが日本のスキーヤー
のために守り続ける不変の設計思想がある。それは言い換えれば、
SINANOポールの核<コア>である。

  1. POINT.1

    グリップ

    幾種類もあるSINANOのグリップの設計思想は、日本刀の柄や金槌の柄のように古来より誰しもが無意識のうちに認めていた、長方体で方向性のある握り形状に基づいています。人体工学的にも最適なこの形状に加え、約100年日本のスキーヤーの握りや滑りを研究し続けた結果導き出したのが、この長方体なのです。

  2. POINT.2

    振りやすさ

    SINANOでは「バランス指数」という数値を算出することでポールの振りやすさ・操作性能を客観的に測定しています。指数は、ポールの重量(W)、全長(L)、グリップの頂点からポールの重心点(l)といった要素から測定されます。

    これと同時にポールを構成する素材、滑りのタイプ、スロープなど多角的な要素を加味することで、各々のシーンにおいて最適な振りやすさを実現したポールを設計しています。

  3. POINT.3

    強度

    和竹、合竹、スチール、アルミ、カーボン。時代の移り変わりの中で様々な素材がシャフトに採用されてきましたが、どの素材を使おうともSINANOはポールに一定の強度を求め、強度を確保してきました。それは、スキーヤーの安全を第一に考えるSINANOが創業当初から連綿と受け継いできた使命でもあります。

Special Interview

「スキーって終わりがないのです、本当に。」

豊富なラインナップ

最適なポールを選んで、最高のスキーを体験しよう。

日本のスキーヤーのために、様々なスキーシーンや滑りのために、SINANOは豊富なラインナップを揃えています。あなたに最適なモデルがきっとあります。

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